2008年3月23日日曜日

「生物と無生物のあいだ」(福岡伸一)からの引用

前回までの話を整理すると、

人間も含めて、この世・この宇宙に存在するものは、
この世・この宇宙に存在するいろいろな物を取り入れて構成されており、
そのそれぞれに仏(心・精神)が宿っている。

というふうに言えるのではないでしょうか?
(仏=心・精神 と言えるかどうかは、もうちょっと検討が必要ですが…)


最近、読んだ本、「生物と無生物のあいだ」(福岡伸一)、にこんな一説があります。

>よく私達は知人と久闊を叙するとき、「お変わりありませんね」などと挨拶を交わすが、
>半年、あるいは一年ほど会わずにいれば、分子のレベルでは我々はすっかり入れ替わっていて、
>お変わりありまくりなのである。
>かつてあなたの一部であった原子や分子はもうすでにあなたの内部には存在しない。

古いものが廃棄され、新しいものが生まれ育つ…、
それは、髪や爪だけではなく、体を構成するすべてのものがそうなんだ、と言ってます。

さて、話の方向がだんだんはっきりしてきました。

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